レポートの最後はこれまで紹介しきれなかったトピックをかいつまんで紹介する。
DVDで気を吐いた松下電器はDV製品も展示した。これはHDDを内蔵したDV編集機で、DVフォーマットに対応。DVのストリームをHDDに記録して単体でノンリニア編集を行なうことができる。価格は未定。またこのDVエディターとパソコンを接続してより効果的な編集ができるソフトも用意される予定だ。
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| 松下のDVエディター。DVフォーマットに対応した製品で、HDDを内蔵し、DVのデータをノンリニア編集することができる |
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| DVエディターは単体での利用も可能だが、パソコンと接続することでよりキメ細かな編集が可能になる |
IEEE1394(i.LINK)はデジタル家電に欠かせないインターフェースになりつつあるが、現行規格はケーブル長に制限があり、家庭内を引き回すのには向かない。そこでソニーとシャープはプラスチック光ファイバー(POF)を使って、ケーブルの延長とコネクターの小型化を共同で開発中だ。
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| シャープのブースではPOFケーブルを使ったデモが行なわれた |
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| こちらはソニーブース。現行製品が接続されている |
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| POFで使われるミニジャック。非常にコンパクト。これを家庭内に張り巡らせるのが狙い |
電子ブック端末。マンガやテキストなどのコンテンツをデータ配信によって受信、専用端末で読むためのもの。コンソーシアムでの実証実験が目前。端末は高精細モノクロ液晶を搭載したもので、シャープが開発を担当。
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| モノクロ8階調の高精細液晶パネルを採用。7.5インチでXGAの解像度を持つ |
ネットワークに最適化された画像圧縮フォーマットMPEG-4の伝送実験をNECと東芝が行なった。東芝は384kbpsと64kbpsでのクオリティーの違いをデモ。このMPEG-4での伝送はデジタル放送時代のデータ放送のコンテンツとして注目されているほか、携帯テレビ電話などへの応用も考えられている。
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| 東芝の実験デモ。同じコンテンツを異なるスピードで伝送。64kbpsでも遜色ない動画再生ができた |
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| こちらはNEC。速度は64kbpsで毎秒15フレームを再生する。 |
