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キヤノテック、ビデオ編集システム『Video Toaster for NT』の販売を開始

1999年10月01日 00時00分更新

文● 編集部

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キヤノテック(株)は、デスクトップビデオ編集システム『Video Toaster for NT』の販売を開始した。Video Toaster for NTは、米NewTek社が開発したビデオ編集システム『Video Toaster』の次世代製品。キヤノテックは、日本国内での独占販売権を所有している(株)ディ・ストームと提携し、販売を行なう。今後キヤノテックでは、有償でのセッティングやサポートなどを行なっていく。

Video Toaster for NTは、D1レベルの非圧縮高画質ビデオ編集システムを、WindowsNTパソコンで実現するもの。必要なハードウェアは非圧縮ビデオ入出力ボードのみで、編集処理の大半をソフトウェアで実現する。
製品は、『スタンダードモデル』と『エントリーモデル』の2種類。『スタンダードモデル』には、VIDEO TOASTERボードと3DCGソフト『LightWave 3D Ver.5.6』、2Dペイントソフト『AURA= Ver.1.0』、ビデオ編集ソフト『Speed Razor VTE』、アドビシステムズの『AfterEffects』『Premiere』『Photoshop』用プラグインが同梱される。『エントリーモデル』は、3DCGソフトウェアのみが簡易版の『LightWave 3D for VT』になっている。価格はそれぞれ62万8800円と48万8800円。なお、『FRAME FACTORY』のユーザーには、スタンダードモデルへのアップグレードサービスが用意される。

また、Video Toaster for NTの発売に合わせ、キヤノン販売(株)は、Video Toasterターンキーシステム『VT Station』の販売を開始する。VT Stationは、Video Toaster for NTに加え、日本アイ・ビー・エム(株)のグラフィックワークステーション『IntelliStation』、(株)アドテックスのRAIDサブシステム『36GB ArrayMasStor-J』をパッケージングしたもの。『IntelliStation M Pro』ベースの『Standardモデル』と、『IntelliStation E Pro』ベースの『Entryモデル』の2モデルが用意される。価格はそれぞれ185万円と150万円。

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