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日本酒造組合中央会、日本の酒ホームページを開設――全国の蔵元が検索可能に

1999年10月01日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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日本酒の生産者団体である日本酒造組合中央会は、明日10月1日“日本酒の日”に、“日本の酒~Japanese Sake”ホームページを開設する。このホームページでは、日本酒と泡盛に関する情報が集められ、全国の蔵元や銘柄の検索も可能という。

日本酒造組合中央会会長の大倉敬一氏
日本酒造組合中央会会長の大倉敬一氏



日本の酒ホームページは、“日本酒のページ”と“本格焼酎・泡盛のページ”から構成されており、それぞれ歴史や製法、用語集、Q&A、おいしい飲み方などが紹介されている。また“蔵元検索”では、蔵元や銘柄、都道府県名から、蔵元の所在地や電話番号、蔵見学の有無などの情報が検索できる。ホームページを持つ蔵元ではそのページへのリンクも用意されている。さらに、海外への日本酒の情報として、英文のページも用意されている。

日本酒造組合中央会、情報化委員長の福光松太郎氏
日本酒造組合中央会、情報化委員長の福光松太郎氏



ホームページ開設の発表会で挨拶した、日本酒造組合中央会情報化委員長の福光松太郎氏によると、「(全国の)蔵元や各県の酒造協会などでは、すでに400ものホームページを持っており、さらに中央会が実施したアンケート調査によれば、今後ホームページを開きたいという希望をもっているところも400以上に上る」という。今後はこのホームページを見た人からの意見を参考にしつつ、より充実した情報を提供していきたいという。

なお、このページから酒そのものを購入することはできないが、これは日本酒造組合中央会が非営利団体であり、直接販売などを行なうことはできないためという。蔵元では、通信販売などを行なっているところがあるので、そこを利用してもらいたいということだ。せっかく全国の銘柄が検索できるのであるから、利用者としてみると、なんらかの購入手段を用意して欲しいところだ。

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