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フューチャーインスティテュート、子ども向けマルチメディアスクールを開設

1999年10月01日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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フューチャーインスティテュート(株)は、子ども向けマルチメディアスクール“フューチャーキッズ(FUTUREKIDS)”を展開すると発表した。

フューチャーインスティテュート(株)は、デジタルハリウッド(株)やセコム(株)などが出資し、9月13日に設立した会社。フューチャーキッズは、米フューチャーキッズ社が世界70ヵ国以上で展開するマルチメディアスクールで、フューチャーインスティッテュートは日本国内で事業展開を行なう。

同社は、マルチメディア教室“FUTUREKIDSラーニングセンター”を全国に開設する。直営校の第1校を渋谷に設立したほか、2000年初頭に1校(都内)、2000年後半に1校(場所未定)を開設する予定。直営校のほかフランチャイズ展開も計画しているという。

フューチャーキッズのカリキュラムは、スキルベースではなく、“マルチメディアリテラシー”(情報収集や思考整理、自己表現を行なうためにマルチメディアツールを使う能力)、“アントレプレナーシップ”(自ら考え実行する能力)、“グローバルコミュニケーション”(他者理解力、英語力、異文化理解力)といった点に重点をおいているという。

また、フューチャーキッズのカリキュラムを全国の幼稚園や小/中学校へ展開し、2005年までに全国60万人の小学生が、何らかの形でカリキュラムに参加できるようにしたいとしている。そのほか、英語専用のカリキュラムや、教師/社会人向けのマルチメディア教育の実施も検討するという。

フューチャーキッズは、小学3~4年生対象の“シルバー”、小学5~6年生対象の“ゴールド”、中学生対象の“プラチナ”の3コースがある。料金は、それぞれ入学金5万円、授業料12万円。

同社代表取締役社長の鶴谷武親氏は「ストーリーベースのカリキュラムによって、子どもたちは目的意識を持って学習できる。必要性の中でスキルを身に付けることで楽しく学べるだろう」としている
同社代表取締役社長の鶴谷武親氏は「ストーリーベースのカリキュラムによって、子どもたちは目的意識を持って学習できる。必要性の中でスキルを身に付けることで楽しく学べるだろう」としている



本日、直営校で体験レッスンが行なわれた。参加したのは小学1~4年生の子どもたち7名。すでにインターネットや電子メールのやりとりなど経験済みの子が数名いるという。今回の体験レッスンでは、自分だけのパン屋さんを考えて、他のみんなに発表するという“フューチャーキッズ大パン屋さん祭”
本日、直営校で体験レッスンが行なわれた。参加したのは小学1~4年生の子どもたち7名。すでにインターネットや電子メールのやりとりなど経験済みの子が数名いるという。今回の体験レッスンでは、自分だけのパン屋さんを考えて、他のみんなに発表するという“フューチャーキッズ大パン屋さん祭”



カリキュラムの過程で、パン屋のポスター作りに『Macromedia Flash』、パンの値段設定に『Microsoft Excel』が使われる。写真は自分のパン屋のポスターをFlashで作成しているところ
カリキュラムの過程で、パン屋のポスター作りに『Macromedia Flash』、パンの値段設定に『Microsoft Excel』が使われる。写真は自分のパン屋のポスターをFlashで作成しているところ

    フューチャーキッズ  問い合わせ先:TEL.03-5466-9311

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