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HPとオラクル、Business-to-Businessのエレクトロニック・コマースモデルを発表

1999年09月27日 00時00分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は24日、米オラクル社と米ヒューレット・パッカード社(HP)が21日(現地時間)付けで、HPプラットフォーム上でのオラクル社のインターネット・ソリューションにおける共同の開発と供給を行なう関係をより強化する覚え書きを交わしたと発表した。両社の提供するインターネット活用技術により、オラクルとHPの販売支援環境はインターネット経由で接続される。これにより両社はそれぞれの技術の潜在的な市場を開拓する協調販売を行なう。

HPはオラクルのCRM(Customer Relationship Management)ソフトウェアスィートのコンポーネントである“Oracle Sales”を採用/開発し、2000年2月をめどに運用を開始するという。これにより、世界規模のCRMシステムでの協調販売を行なうことになる。両社は、営業と引き合い管理システムの相互接続に合意し、インターネット経由で同じ顧客情報をリアルタイムで共有することにより、CRMの引き合いを相互に拡大しようとしている。

今回の発表により、オラクル社は、HP-UXプラットフォーム上での開発/技術改良の優先順位をあげ、HP-UXを同社のe-businessソフトの戦略的プラットフォームに位置付ける。HPシステム上のビジネス・オンライン(BOL)供給にあたっては、事前設定やチューニングを行なう。また、Oracle CRMや電子メールなどの重要な社内ビジネスシステムをHPシステム上で運用する。一方、HPはCRMに対するコンサルティングを拡大し、HPシステム上のオラクルのソリューションの販売を支援する。

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