日本電気(株)は、ハンドヘルドPCや組み込みシステムを対象とした64bit
RISCマイクロプロセッサー『μPD30122F1-180』(VR4122)を発表した。VR4122は、0.18μmプロセスのRISCプロセッサーで、動作周波数は180MHz。従来製品よりも高速に動作し、かつ消費電力を低減したという。MIPS64bit
RISCアーキテクチャーに準拠し、PCIバスインターフェースを内蔵する。サンプル出荷開始は11月を予定しており、サンプル価格は5000円。
同社はまた、VR4122を対象とした専用コンパニオンチップ『VRC4173』を発表した。VRC4173は、Windows
CE対応ハンドヘルドPCに必要な周辺機能を1チップに集積したもの。USBホストコントローラーやPCカードコントローラー、PS/2インターフェースなどを搭載する。VRC4173のサンプル出荷は11月を予定しており、サンプル価格3000円。