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インテル、ISP向けにインターネット関連製品を提供するチャネルプログラムを開始

1999年09月16日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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インテル(株)は、ISPを対象にしたチャネルプログラム“インテル・インターネット・サービス・プロバイダ・プログラム(インテルISPプログラム)”を開始した。

同社は、クライアントプラットフォーム、サーバープラットフォーム、ネットワークインフラストラクチャー、ソリューション/サービスの4分野におけるインターネット戦略として“インターネット・ビルディング・ブロック”を展開するという。インテルISPプログラムは、インターネット・ビルディング・ブロックの一環として、特にISPに関わる分野である、サーバープラットフォームとネットワークインフラストラクチャーに特化したもの。同社は、OEMなどの協力企業を通して、ISPにサーバー/ネットワーク製品を提供する。

インテルISPプログラムでISPに提供される製品は、サーバー製品『Intel LB440GX 2U』や『Intel SC450NX』のほか、スイッチ製品『Intel Express』シリーズ、リモートアクセス製品『LanRover』シリーズなど。

また同社は、ネットワーク新製品として、Gigabit Ethernetスイッチ『Intel 6000 シリーズ・スイッチ』を発表した。同製品は、レイヤー3ルーティングが可能なGigabitモジュラースイッチで、最大データ転送レートが47.5Mbps。シリーズ第1弾製品として、1000BASE-SX×8ポートを装備した製品を10月初旬に発売する。価格は557万1000円。

『Intel 6000 シリーズ・スイッチ』
『Intel 6000 シリーズ・スイッチ』



さらに、10/100BASE-TX×24ポートを装備した製品を12月に提供する。2000年前半には、1000BASE-LX×4ポートと1000BASE-SX×4ポートを備えたモジュールもリリースするとしている。同社は、これらのIntel 6000 シリーズ・スイッチも、今後インテルISPプログラムで提供する。

同社代表取締役社長の傳田信行氏は、「インテルは、インターネットエコノミーに対し、ビルディング・ブロックを展開する。エンタープライズ用途やネットワーク用途、ISP用途、モバイル用途など、さまざまなインターネットソリューションをOEMパートナーと協力して提供していきたい」としている。

インテル(株)の傳田信行社長(右)と、インターネットセールス&マーケティング本部の宗像義恵本部長(左)
インテル(株)の傳田信行社長(右)と、インターネットセールス&マーケティング本部の宗像義恵本部長(左)

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