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東芝、光学3倍ズームと214万画素CCD搭載のデジタルカメラ『AllegrettoM5』を発表

1999年09月10日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)東芝は、デジタルカメラ『AllegrettoM5』を発表した。光学3倍ズームを搭載し、214万画素CCDを採用。動画撮影が可能になった上、USBによる画像転送にも対応した。発売は10月中旬の予定で、価格は9万円。

画像消去専用のボタンを独立して設け、撮影に失敗した画像を素早く消すことができる
画像消去専用のボタンを独立して設け、撮影に失敗した画像を素早く消すことができる



CCDは214万画素の1/2インチ正方画素インターライン方式CCD(有効画素は明らかにされていない)を採用。感度はISOの100に相当するが、設定でISO200/400相当にゲインアップすることも可能。解像度は1600×1200ピクセルと、800×600ピクセルの2段階。画質は“ファイン”“ノーマル”“ベーシック”の3モードから選ぶことができる。

レンズは、ガラス製8群8枚構成。焦点距離は7.4~22mmで、35mm換算では約40~120mmの3倍ズームレンズ。2倍のデジタルズームと合わせて6倍ズームも可能となる。接写は25cmまで。レンズにはアダプターリングを装着でき、52mm径のフィルターやコンバーターレンズを活用できる。1.8インチアモルファスシリコンTFTカラー液晶ディスプレーを採用し、実像式の光学ファインダーも備えた。

撮影モードは1コマ撮りと、連写モード、動画撮影モードを用意。連写モードでは1600×1200ピクセル時で1秒間4コマの撮影が可能。1コマを16分割して連続した動きを撮影できる“16画面マルチ連写機能”も搭載した。動画撮影は、160×120ピクセル時で最長120秒まで、AVI形式(MotionJPEG)で記録できる。

露出はプログラムAEと、最長8秒までの露出が可能な長時間露光機能も用意。さらに、秒間4コマの高速連写モードも搭載した。

記録メディアはスマートメディアを採用。パソコンとの接続にはRS-232C/RS-422のほか、USBにも対応し、専用USBケーブルが付属する。NTSC方式のビデオ出力ポートも備えている。電源は付属の専用充電式リチウムイオンバッテリーと充電用ACアダプターのみ対応。

サイズは、幅130×奥行き70×高さ78mm。重さは320g。

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