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スクールズオンライン・ジャパン、約20の教育施設をオンラインで結んた子ども交流イベントを企画

1999年09月09日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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米NPO団体Schools Onlineの日本支部にあたる*スクールズオンライン・ジャパンは、関西圏の約20の教育施設において、ネットワーク回線とパソコン、大型テレビ、スキャンコンバーターの設置が完了したことを発表した。

同団体は、子どもたちのインターネットアクセス環境を充実させることを主眼とし、教育施設に対しネットワーク機器や回線の設置、及び研修を無償で行なうプロジェクトを推進している。今回、通信環境の整備が完了したことを受けて、参加施設同士でオンライン・オフラインの交流を行なうという。

同団体は、今回発表した一連の試みを“セカンドステージ”と呼んでいる。第1弾の企画として'99年2月にスタートした“パイロットステージ”では、兵庫県内の小学校3校に対し、ネットワーク環境の整備をすすめ、テレビ会議システムを利用した交流イベントなどを行なった。なお、セカンドステージ終了後の“サードステージ”は、プロジェクトの対象施設を全国200施設に広げて行なうという。

*スクールズオンライン・ジャパンは、任意団体。NPO法人格の取得を検討中。関西電力系の通信事業者である大阪メディアポート(株)などが出資し、'98年に設立された。協賛企業は、大阪メディアポート、日本電機(株)、富士通(株)など

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