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コダック、光学3倍ズームと230万画素CCD搭載のデジタルカメラ『DC290Zoom』を発表

1999年09月07日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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コダック(株)は、デジタルカメラ『DC290Zoom』を発表した。光学3倍ズームを搭載し、230万画素CCDを採用した。発売は10月下旬の予定。

グリップ部の形状を変更し、より構えやすくなったという
グリップ部の形状を変更し、より構えやすくなったという



『DC290Zoom』は、同社の160万画素CCD搭載機『DC260Zoom』の後継機。CCDは230万画素の1/1.76インチ正方画素原色CCD(有効画素216万画素)を採用。感度はISOの80~100に相当する。解像度は“Ultra(2240×1488ピクセル)”“High(1792×1200ピクセル”“Medium(1440×960ピクセル)”“Standard(720×480ピクセル)”の4段階から選択できる。また画質モードは非圧縮(TIFF形式)、“Best”“Better”“Good”の4種類となっている。

搭載した“Kodak Ektanar レンズ”は、ガラスモールド非球面レンズ1枚を含む8群8枚構成。焦点距離は8~24mmで、35mm換算では約38~115mmの3倍ズームレンズ。2倍のデジタルズームと合わせて6倍ズームも可能だ。接写は30cmまで。実像式の光学ファインダーも装備している。ディスプレーは2インチTFTカラー液晶を採用した。

露出はプログラムAEのほか、最長16秒までの露出が可能な“長時間露光モード”、外部フラッシュとのシンクロ接点を利用した“外部フラッシュ同期モード”を備える。0.5EVステップで+/-2.0EVまでの露出補正も可能だ。

撮影モードは1コマ撮り、最大で4枚まで撮影可能な連写、指定した時間間隔で自動撮影が可能なインターバル撮影の3モードを備えた。このほか、撮影した写真に2分までのボイスメモを付加できる“音声録音/再生機能”、写真に日付や任意の文字を写し込める機能も搭載した。

記憶メディアはコンパクトフラッシュを採用。20MBタイプが標準で付属し、解像度が“Ultra”、画質が“Best”の場合で19枚、解像度が“Standard”、画質が“Good”だと225枚の撮影が可能だという。パソコンとの接続にはシリアルポートのほか、USBも利用可能で、USB接続キットを同梱する。またNTSC/PAL切替可能なビデオ出力端子も装備している。

電源には単3型電池4本を使用。アルカリ乾電池のほか、ニッケル水素充電池も利用でき、ニッケル水素充電池と充電器、ACアダプターが付属している。

サイズは、幅118×奥行き57×高さ106mm。重さは525g(電池含まず)。発売は10月下旬を予定。価格はオープン価格だが、市場予想価格は10万円をやや超える程度という。

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