マイクロソフト(株)は7日、非接触型の光学式センサーを搭載したマウス『Microsoft
IntelliMouse Explorer』と『Microsoft IntelliMouse with Optical Technology』を発表した。USBおよびPS/2インターフェースに対応(PS/2ポートには付属するアダプタを使用)。両製品ともWindows
95/98/NT 4.0に対応しており、10月22日に発売予定。推定価格は『Microsoft
IntelliMouse Explorer』が9800円、『Microsoft IntelliMouse with Optical Technology』が6800円となっている。
『IntelliMouse Explorer』はチタンシルバーカラーを採用。流線型のボディーを持ち、本体底面と後部が赤く発光する |
『IntelliMouse with Optical Technology』は従来のインテリマウスの外観デザインを踏襲しているが、内部にIntelliEyeを内蔵する |
両マウスは、マウスボールなどの可動部品を使用せず、DSPを内蔵した非接触型光学式センサー“IntelliEye(インテリアイ)”を搭載する。マウス内の赤色発光ダイオードから机やマウスパッド上に照射される光の反射を読み取り、スクリーン上のマウスポインターの動きに変換する。従来のマウスの約12倍の処理速度を実現しているという。
『IntelliMouse Explorer』は左側側面に2つのファンクションボタンを搭載。デフォルトでインターネットブラウザーの“戻る”と“進む”に割り当てられており、ブラウザの操作が可能となっている。また、両マウスともスクロールバーを搭載しており、ホイールを回転させることで画面スクロールを行なうことができる。
さらにマイクロソフトは、同社のキーボードシリーズの最上位モデル『Microsoft
Natural Keyboard Pro』および、インターネットに特化したビギナー向けキーボード『Microsoft
Internet Keyboard』を発売すると発表した。Windows 95/98/NT 4.0に対応している。10月29日発売予定で、予想価格は『Natural
Keyboard Pro』が9800円、『Internet Keyboard』が3800円となっている。
『Natural Keyboard Pro』はエルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを採用し、長時間の使用でも疲れにくい仕様だという |
『Internet Keyboard』は、取り外し可能なパームレストを標準装備している |
『Natural Keyboard Pro』は本体への接続用にUSBポートとPS/2ポートを各1基ずつ装備、周辺機器接続用にUSBポートを2基搭載している。また、19個のホットキーを搭載。インターネットブラウザーの起動や操作が行なえる“インターネットホットキー”(7個)、メールチェックができる“メールホットキー”(1個)、節電モードに変更できる“スリープホットキー”(1個)、パソコン上のオーディオ/ビデオ操作が可能な“メディアホットキー”(8個)、そしてカスタマイズが可能な“カスタムホットキー”(2個)を搭載。ボタンを押すだけで各種の操作が可能となっている。
一方、『Internet Keyboard』は本体接続用のPS/2ポートを1基備えている。また、『Natural
Keyboard Pro』と同様の機能を持つ10個のホットキー(インターネットホットキー/メールホットキー/スリープホットキー/カスタムホットキー)を搭載している。