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バンダイ、携帯ゲーム機『ワンダースワン』で図形・文字情報が閲覧できるカートリッジを開発

1999年09月03日 00時00分更新

文● 編集部 堀田ハルナ

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(株)バンダイは、今年3月に発売した携帯ゲーム機『ワンダースワン』を利用して、FM文字多重方式の電波で、図形や文字情報を閲覧できるカートリッジを開発する。

『ゲームスワン』(4800円)は、モノクロ8階調の画像表示が可能な小型で軽量の携帯ゲーム。現在は、『Mobile Suit GUNDAM MSVS』や『名探偵コナン 魔術師の挑戦状!』といったソフトが発売されている。また、年末には同機を携帯端末として利用できるアダプターとカセットを発売する予定という。
今回開発を行なうカートリッジは、このゲーム機本体のカセット挿入口に差しこむことで、FM放送波の受信を可能にするというもの。これによって、地域ごとのミニFM局を含むFM放送が受信できるほか、文字多重方式の電波によって、図形、文字情報が閲覧可能になる。災害時などの情報伝達手段として利用することも可能だという。

開発は年内に終了する予定で、本格的に利用できるのは来年4ごろになるという。

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