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ソフトバンクファイナンス、グループ事業戦略を発表--アコムとの合弁も

1999年09月02日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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モーニングスター(株)の川島克哉取締役は、投資信託評価情報サービスを行なう同社のウェブサイトを説明。また、イー・アドバイザー(株)の杉原幹朗取締役は、同社のフィナンシャル・プランニング・サービスを紹介した。

サイバーキャッシュ(株)の取締役、田中敏文氏は「当社の店舗向けオンライン決済ソフトウェアは短期間での導入が可能で、初期セットアップにかかるコストも低く、米国では既に1万4900店のEC店舗で利用されている。日本でも大型インターネットモールやクレジットカード会社との提携強化で顧客開拓を進めており、2000年3月末には1000店舗の獲得を目指している」と語った。

ほか、会員制による株式公開コンサルティング業務を行なうソフトバンク・インベストメント(株)の常務取締役、中西宏之氏や、経営財務管理のアウトソーシングを行なうソフトバンク・アカウンティング(株)の代表取締役社長、藤井厚司氏が業務説明を行なった。

最後に北尾氏は、中西氏とともにアコム(株)との合弁会社“イー・ネットカード株式会社”設立を発表した。同会社はインターネットを利用したローンやクレジットカードの顧客開拓と申込受付の取次サービスを行なう。資本金は3億円、出資比率はアコムが51パーセント、ソフトバンク・ファイナンスが49パーセントとなっている。代表者にはアコムの東京支店営業部長である河田理氏が就き、設立年月は10月の予定となっている。

アコムとの合弁会社設立を発表する北尾氏(左)と中西氏(右)
アコムとの合弁会社設立を発表する北尾氏(左)と中西氏(右)



さらに北尾氏は、株式委託手数料の自由化(10月予定)以後における、イー・トレード社の手数料体系を発表した。インターネット取引では指値、成行注文ともに2500円(指定代金100万円以下)、電話取引の場合は指値、成行注文ともに4000円(指定代金100万円以下)となっている。また、株式委託手数料については、売買回数に応じたディスカウントサービスを導入する予定だという。

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