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日本アイ・ビー・エム、Aptivaの新モデルをストリーミング中継で発表

1999年09月01日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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日本アイ・ビー・エム(株)は1日午前11時、RealPlayer G2を使用したビデオストリーミングによる新製品発表を行なった。今回発表された機種はコンシューマー向けデスクトップ機『Aptiva E-Series』の新モデル、スリムタワーモデル『Aptiva 46J/47J』、およびデスクトップモデル『Aptiva 20J/21J』の4モデル。ストリーミング中継による記者発表は、PCおよびPCサーバーの新たな利用形態をアピールする目的で実施されたという。

ストリーミング中継は、堀田一芙取締役の自宅から約10分間行なわれた。会見の冒頭、パーソナル・システム事業部長を務める堀田氏は「(今回の新製品は)私が3年前に購入したマシンに比べて、処理能力は2.4倍、メモリーは4倍、HDDは3倍、CDの速さは6~7倍にも性能がアップしているが、値段は4分の1に抑えられている。10万円を切るパソコンは他社からも販売されているが、当社は設計/製造とも国内で行なっているのが強みだ」と語った。

次に、PS製品事業部でコンシューマー・プロダクツを担当する中林千晴氏が、「今回のAptivaは、初心者向けのマニュアルやリカバリーCD-ROMを用意したほか、『ロータススーパーオフィス2000』や『ViaVoice98』といった実用ソフトを標準で搭載している。今後もAptivaを当社のメインストリームに据え、楽しさ/わかりやすさを提供していきたい」と語った。

なお、今回の中継は、中林氏の発表が堀田氏の愛犬の乱入で終了したほか、音声が非常に聞きづらくなる場面が見られた。そのため、製品発表直後に同社のホームページにて掲示板形式で行なわれた質疑応答では、今回の記者会見を批判する内容も目立っていた。

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