KDD(株)は31日、インターネットゲートウェイサービス“NEW EB”用の、日米間のバックボーンを400Mbpsから555Mbpsに拡張すると発表した。さらに、同社は米国のインターネットコンテンツプロバイダーと相互接続し、米国での“NEW
EB”サービスにおける接続性を向上させるという。相互接続協定を結んだのは米Abovenet社、米Exodus社、米Frontier
Global Center社、米Qwest社の4社。
さらに、同社が韓国のDACOM社、シンガポールのSingapole Telecom社、香港のHongKong
Telecom社、オーストラリアのTelstra社とともに設立した“Asia Pacific
Internet Community(APIC)”は、米カリフォルニア州のInternet Exchange(相互接続点)に共同でルーターを設置。米国のインターネット網と接続する準備を行なうという。運用の開始は10月末の予定。APICに参加する通信事業者は、各社単独のルーター以外に共同ルーターを使用するため、米国へのインターネット接続コストを下げ、スループットの高い高品質な通信が可能になるという。