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ターボリナックス ジャパン、Applixware日本語版をバンドルした『TurboLinux PRO 日本語版 4.2』を発表

1999年08月30日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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ターボリナックス ジャパン(株)は、同社のLinuxディストリビューション『TurboLinux』に、同社のオフィススイート『Applixware 日本語版 4.4.2』をバンドルした『TurboLinux PRO 日本語版 4.2』を発表した。9月10日発売で、価格は2万9800円。教育機関や学生向けにアカデミックプライス版1万9800円も用意されている。

『Applixware 日本語版 4.4.2』は米Applix社が開発したLinux対応の日本語版。ワープロ、表計算、プレゼンテーション、メーラーなどを統合したビジネス向けアプリケーションスイートだ。メニューやインストーラーはすべて日本語化されており、日本語インライン入力も可能。外部ファイルを読み込むためのフィルターを強化し、マイクロソフト(株)の『Office』シリーズで作成されたデータや各種グラフィックデータの読み込みもできる。

かな漢字入力用にジャストシステムの『ATOK12 SE for Linux』、オムロンソフトウェア(株)の『Wnn6 Ver.3』をバンドル。リョービ(株)の商用日本語フォント5書体、HDDのパーティション設定などを行なう『System Commander Lite』も付属する。『TurboLinux 日本語版 4.0』での不具合も修正したという。

対応ハードウェアの認識と設定、インストールまでの範囲に限定したオンラインサポート権が3回分付属。『TurboLinux PRO 日本語版 2.0』『同3.0』『TurboLinux 日本語版 4.0 スタンダード版』の登録ユーザーにはアップグレード版を1万9800円で提供する。アカデミック版のアップグレードは『TurboLinux PRO 日本語版 3.0』の登録ユーザーに対し1万4800円で販売される。

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