松下電器産業(株)は、ノートPC“Let'snote”の企業向け製品『CF-02T4GAAJ』、『CF-S51R』を9月16日に発売する。
CF-02T4GAAJは、タッチパネル機能付きの10.4インチTFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット、約1600万色)を採用。従来、タッチパネル液晶は、屋外で利用すると外光の映り込みが激しく、画面が見づらいという問題があった。CF-02T4GAAJでは、液晶部分にAR(Anti-Reflection)処理を施し、反射率を0.5パーセント(通常の約30分の1)に低減することで、見やすさを向上させたという。ポインティングデバイスは、このタッチパネルのほか、直径16mmの光学式トラックボールも用意されている。
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タッチパネルとキーボードの両方を装備した『CF-02T4GAAJ』 |
CPUにIntelモバイルCeleron-300MHzを採用、64MBのメモリー(SDRAM)、4.3GBのUltra
ATA対応HDDを搭載する。
CF-S51Rは、S51シリーズをベースに、100BASE-TX/10BASE-TのLANインターフェースと、56kbpsモデムを内蔵したスタンダードモデル。インターネットのモデム/LAN接続を容易に切り替えられる“クイックコネクションセレクター”を搭載する。
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LANとモデムを内蔵した『CF-S51R』 |
CPUにIntelモバイルCeleron-366MHzを採用、64MBのメモリー(SDRAM)、4.3GBのUltra
ATA対応HDDを搭載。ディスプレーは、11.3インチTFTカラー液晶(1024×768ドット、約1600万色)を装備する。OSがWindows
98の『CF-S51RJ8S』と、Windows 95の『CF-S51RJ5S』の2モデルが用意されている。
各製品とも、価格はオープンプライス。推定小売価格は、CF-02T4GAAJが31万円強、CF-S51RJ8SとCF-S51RJ5Sがそれぞれ25万円前後。
各製品の主なスペックは以下の通り。
機種名 |
CF-02T4GAAJ |
CPU |
IntelモバイルCeleron-300MHz |
メモリー |
64MB(SDRAM)(最大128MB) |
HDD |
4.3GB(Ultra ATA対応) |
FDD(オプション) |
外付け型3.5インチ |
グラフィックチップ |
NeoMagic NM2200 |
ディスプレー |
10.4インチTFTカラー液晶(800×600ドット、約1600万色) |
サウンド |
PCM音源、モノラルスピーカー |
内蔵LAN |
100BASE-TX/10BASE-T |
PCカードスロット |
TypeII×2、またはTypeIII×1(CardBus対応) |
インターフェース |
シリアル、パラレル、マウス/外部キーボード、FDD専用コネクター、LAN端子、赤外線通信ポート(IrDA
V1.1準拠)、USBコネクター |
ポインティングデバイス |
光学式トラックボール/タッチパネル |
バッテリー駆動時間 |
約4時間 |
本体サイズ |
幅255×奥行き192×高さ38.2mm |
重量 |
1.65kg |
OS |
Windows 95 |
推定小売価格 |
31万円強 |
機種名 |
CF-S51RJ8S CF-S51RJ5S |
CPU |
IntelモバイルCeleron-366MHz |
メモリー |
64MB(SDRAM)(最大128MB) |
HDD |
4.3GB(Ultra ATA対応) |
FDD(オプション) |
外付け型3.5インチ |
グラフィックチップ |
NeoMagic NM2200 |
ディスプレー |
11.3インチTFTカラー液晶(1024×768ドット、約1600万色) |
内蔵モデム |
56kbps(V.90/K56flex対応) |
サウンド |
PCM音源、モノラルスピーカー |
内蔵LAN |
100BASE-TX/10BASE-T |
PCカードスロット |
TypeII×1(CardBus対応) |
インターフェース |
FDD・I/Oボックス用コネクター、LAN端子、赤外線通信ポート(IrDA
V1.1準拠)、USBコネクター |
ポインティングデバイス |
スマートポインターIII |
バッテリー駆動時間 |
標準バッテリー:約1.7時間、大容量バッテリー:約5.7時間 |
本体サイズ |
幅270×奥行き215×高さ25.8mm |
重量 |
1.42kg |
OS |
Windows 98 Windows 95 |
推定小売価格 |
25万円前後 |