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富士通研究所が、OCR用の文字判別技術を開発

1999年08月30日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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(株)富士通研究所は、手書きの文字と活字の文字を自動的に判別する技術を開発した。この技術を利用することで、手書き文字と活字が混在する帳票などを自動的に読み取ることができるという。

この技術は、“文字の複雑さ”と“文字の直線性”、“文字の配置の規則性”などに注目することで、手書き文字と活字を区別する。同社では、この技術を実際の帳票を用いて評価した結果、活字を手書きと誤判断する率が約0.5パーセント、手書き文字を活字と誤判断する率が約3.8パーセントとなり、実用的な精度を達成できたとしている。

同社は今後、この技術のOCR製品への適用を進めていくという。

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