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まだまだ、根強い人気――MSXファンが集う『MSX電遊ランド』開催

1999年08月25日 00時00分更新

文● 狭間太一郎

驚異的な動画再生を可能にしたMSXマシンを展示
 
21日、22日の2日間にわたって、秋葉原ヒロセ無線5階の特設会場において、MSXで作成されたアマチュア作品の展示即売を中心としたイベント『MSX電遊ランド』が開催された。会場いっぱいに40ものサークルがブースを構え、通路は人で埋め尽くされるという盛況ぶりだった。 

通路が人で埋め尽くされる盛況ぶりだった
通路が人で埋め尽くされる盛況ぶりだった



公式展示は、秒間12コマ(turboRでは14コマ)もの動画再生を可能にした驚異的なデモ。サークルによる展示はオリジナルゲーム、DISKマガジン、ユーザーの手による拡張ハードなど多岐にわたり、そのいずれもユーザーのパワーと熱意が伝わってくるものだった。

公式展示。MSXで動画再生に挑むパワーには脱帽
公式展示。MSXで動画再生に挑むパワーには脱帽



アダプターにより、4人同時プレイを実現したゲーム
アダプターにより、4人同時プレイを実現したゲーム



シューティングゲームを中心に、MSXの限界に挑むゲームが多数出展された
シューティングゲームを中心に、MSXの限界に挑むゲームが多数出展された



展示会場では、なぜか駄菓子の販売も
展示会場では、なぜか駄菓子の販売も



西和彦氏による特別講演――いずれ公式なエミュレーターをリリースしたい

イベントの締めくくりとして、22日午後3時過ぎから、“ホームPCとしてのMSX16年を総括し21世紀のPC戦略を提案する”と題して、アスキーの西和彦氏による特別講演が行なわれた。
 
講演では“私とエレクトロニクスとの出会い”という年少時代の出来事から始まり、アスキー創業、MSX開発までの経過について振り返った。その中から、広いライセンス政策に対する反省や、MSXのための研究開発がMPEG設立につながる基になったことなど、数多くのエピソードを披露した。

MSX開発までの経過を語るアスキーの西和彦氏
MSX開発までの経過を語るアスキーの西和彦氏



そして「MSXは失敗とされてきたが、ここにきて見直す動きもある。MSXの位置づけは自分次第、MSXから何を学ぶかということが大切だ」と語った。
 
さらにMSXを総括し、現在までのメディアの進化を分析することで、21世紀のホームPCは次世代メディアを搭載した“マルチメディアパソコン+次世代インターネット”によってメディアを統合するものだと結論した。
 
講演終了後、質問者に講演に使ったOHPシートを配るというサービス付きの質疑応答が行なわれた。完動するハードが減少していく現状で、MSXの継続性をどう確保するか、という質問に対して、公式なエミュレーターをリリースしたい、という考えを明らかにした。ただし現時点で、具体的に約束はできないということもコメントされた。

2日で述べ2000人の来場者。元MSX-FAN編集長も掛けつける

西氏の講演のあと、元MSX-FAN編集長の北根紀子氏、(株)コンパイル代表取締役の仁井谷正充氏の両氏からも一言あいさつがあった。仁井谷氏は現在Windows95/98対応CD-ROMマガジンとなっている『DiscStation』で、MSXエミュレーションによる作品公開を検討していることを表明した。

元MSX-FAN編集長の北根紀子氏
元MSX-FAN編集長の北根紀子氏



コンパイル代表取締役の仁井谷正充氏
コンパイル代表取締役の仁井谷正充氏



イベントは、2日間で延べ2000人以上を動員するという大盛況のうちに閉幕した。11月には、千葉工業大学でMSX World Expo '99の開催も予定されている。MSXはこれからも多くのユーザーによって愛され続ける、と確信できるイベントであった。

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