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カノープス、『RIVA TNT2』搭載グラフィックカードの廉価版を発表

1999年08月23日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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(株)カノープスは23日、米nVIDIA社製のグラフィックエンジン『RIVA TNT2(125MHz)』を搭載したグラフィックカード『SPECTRA 5400 R2』を発売した。同社のSPECTRA5400シリーズに付属していたゲームソフト『BIO HAZARD 2』を除いたことで、価格を下げたもの。ハードウェアの仕様はSPECTRA 5400と同等で、AGPバス対応、32MBのメモリー(SDRAM)を搭載。アナログ/デジタル回路を分離し、映像信号のクオリティーを保つ“SSH(Signal Super Highway)テクノロジー”や、市販ディスプレー用のフィルターと21インチ以上のハイエンドディスプレー用のフィルターを切り換え、ディスプレーの特性に合わせた表示を行なう“DFS(Dual Filter System)テクノロジー”を備えている。価格は2万7800円で、販売開始は8月末の予定。



同製品にはソフトウェアDVDプレーヤー『WinDVD』が付属する。ドルビーデジタルAC-3のS/PDIF出力に対応し、Windows 95/98以外にWindows NT 4.0での動作も可能となっている。

なお、同シリーズの『SPECTRA 5400 Premium Edition』、『SPECTRA 5400』は引き続き販売するという。価格はSPECTRA 5400 Premium Editionが4万9800円、SPECTRA 5400が3万6800円となっている。

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