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サイベース、Linuxのサポートを拡大、対応新製品を発表

1999年08月23日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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サイベース(株)は23日、米サイベース社が9日(現地時間)、Linuxプラットフォームのサポートを拡大すると発表した。同社のサポートはバックエンドデータベースから、E-business用アプリケーションまた電子商取引アプリケーション用のウェブアーキテクチャーに及ぶという。

同社は9日に企業向けのリレーショナルデータベースシステム『Adaptive Server Enterprise 11.9.2 for Linux』の出荷を開始。価格は1ユーザーあたり195ドル(約2万1000円)、1サーバーあたり995ドル(約10万7600円)からの予定。CORBAベースのアプリケーションサーバー『Jaguar CTS』と、データ駆動型のウェブページを作成するソフトウェア『Power Dynamo』を同梱したパッケージ『Enterprise Application Server 3.0 for Linux』は9月末に出荷する予定で、開発版は無料提供するという。また、分散データ用アプリケーションサーバー『Replication Server 12.0』もLinux対応版を2000年の第1四半期に発表する予定。大規模システムやモバイル環境に対応したデータ送配信用パッケージ『SQL Anywhere Studio for Linux』のRed Hat Linux 6.0をサポートしたバージョン6.03は、30日以内の出荷を予定している。

同社のESDプロダクト・マーケティング部のグループマネージャー、デイビッド・ジェイコブソン(David Jacobson)氏は「Linuxに関するサイベース・テクノロジーのダウンロード数は5万5000件を超えていることからも、サイベースが、Linuxの機能/パフォーマンス/価値を活用したシステムを提供することで、企業やLinux開発者のニーズに応えていると言える」と語った。

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