(株)システムプロは20日、同社が提供するRPG(ロールプレイングゲーム)『マジェスティ』と、インターネットによるオンライン対戦サービスを利用し、日本と韓国のユーザーで対戦するイベント“日本VS韓国
DEATH大会”の開催を発表した。
同ゲームソフトは、韓国PANTEK NET社が開発したもので、2000人以上のユーザーが同じ世界にアクセスし、同時に対戦できるというもの。国内では、システムプロが日本語に移植して同社ウェブサイトで無償で配布している。ただし、ネットワーク対戦するには、同社サーバーへの会員登録と接続料金が必要となる。
『マジェスティ』のゲーム画面。クォータービュー(斜め上から見おろす視点)で表現された世界に多くのユーザーが活動している。 |
ゲームの舞台は、近未来、核戦争後の地球。プレイヤーは、突然変異により発生したモンスターと戦いながら、覇者“マジェスティ”を目指す。また、プレイヤー同士の戦闘も可能で、プレイヤーが集まりグループを作って、他のグループと戦うこともできる。
イベントは、27日から31日までの5日間にわたり開催される。対戦は個人戦と、5名のグループによる団体戦が用意されており、ユーザーはイベント専用に用意されたキャラクターを操作し、トーナメント方式で対戦相手と戦っていく。対戦の結果、上位入賞者には朝鮮人参茶や図書券などの商品が贈られるという。
イベント中は、翻訳スタッフが待機しており、双方向の意思の疎通を支援するという。しかし、戦闘中は翻訳は入らない。同社では、韓国語と日本語という、言語の通じないユーザーが対戦することで、より臨場感のある戦闘を楽しめるだろうとみている。