コンピューターにかかわる著作活動を行なう人たちの発足会が、7月31日、挙行された。発足会に出席したのは、約30名。会長には、西田雅昭氏が就任した。
会の趣旨を記す文書によれば、ライターは、少ない収入で、休日などに時間を作りながら研究や著作を続けている。また、ソフトメーカー、ハードメーカー、出版社、読者、ライター相互の交流が少なく、十分な情報を得られない場合が多いという。
事業案として、次の7点を挙げている。(1)出版社とライターとの中継ぎ、(2)ソフトメーカー、ハードメーカーとライターとの中継ぎ、(3)出版社、メーカー、読者、ライターの親睦、(4)著作物の品質の向上、(5)ライターの権利の擁護、(6)新規ライターの育成、(7)会員募集--。会費は3000円。
世界最大のソフトメーカーの日本法人と、コンピューター雑誌を中心として技術雑誌、ビジネス雑誌を日本で最も多く発行している出版社とが協賛会員となっているが、当日の会合で、協賛会員の会費は不要と決まった。