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サイバーメディカルネット、医者の転職情報をメールで提供

1999年08月03日 00時00分更新

文● 編集部 中野潔

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(株)サイバーメディカルネット(CMN)は、電子メールによる医療に関する情報サービス『Medi Mail』を8月1日に開始した。CMNは、いままで、医者を探している医療機関と、種々の状況の向上を目指す医者との間を取り持つ、採用関連サービスを実施してきた。メール配信を受けるための個人情報登録項目を、採用関連サービスのための登録項目より、ずっと簡素にして、より多くの医者が、情報に触れられるようにした。

『Medi Mail』は、隔週のメールサービス。医者の募集情報、医療ニュース、転職ノウハウ講座、転職に関する質疑応答、転職体験談などを盛り込んでいる。受信者がメールを読んで、気に入った募集情報があれば、CMNに連絡し、氏名や希望条件などを登録する。CMNが、医者と病院・医院との仲立ちの役を果たす。採用が成立してもしなくても、読者の側には費用は発生しない。

転職希望の医者は多いが、自分のスキル、科目、年収などの希望にあった病院を探すのが難しく、また、多忙であるため、実際に求職活動をする医者は少ないという。CMNは、求人求職のマッチングをとるサービスを実施してきた。従来のサービスでは、希望年収、住所、勤務先など、詳細情報の登録が必要だった。今回、『Medi Mail』の購読申込登録に際しては、入力項目を大幅に簡素化して、転職を急いでいない読者、個人情報の入力をためらう読者も、獲得できるようにした。

CMNは、神奈川県の第三セクターのパソコン通信会社として出発した(株)ケイネットの100パーセント子会社。病院、医院の情報を約10万件、医者などの情報を約24万人分、蓄積しているという。

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