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アップル、『QuickTime 4 日本語版』の無償配布を開始

1999年07月30日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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アップルコンピュータ(株)は、マルチメディアソフトウェア『QuickTime 4 日本語版』のWindows版、Macintosh版の無償配布を開始した。同社のQuickTimeのホームページから、ダウンロードが可能。

ムービー再生ソフト『QuickTime Player』の画面ムービー再生ソフト『QuickTime Player』の画面



『QuickTime 4』は、RTP(RFC1889)とRTSP(RFC2326)プロトコルを採用した、ビデオ/オーディオのストリーミング再生機能を新しく搭載した。また、QuickTime for Javaにより、JavaアプリケーションがQuickTimeの機能を使用することも可能になった。

ムービー再生ソフト『QuickTime Player(クイックタイムプレーヤー)』では、気に入ったコンテンツを登録することで、ローカルファイル/ストリーミングデータを問わず、ワンクリックアクセスできる“お気に入りの引き出し”機能を搭載した。そのほか、ステレオの左右のバランスや、低音、高音を調整するサウンド機能も搭載する。新たにサポートしたフォーマットとして、Flash、MP3、FlashPixがある。

『QuickTime 4 Pro』へのアップグレードも開始され、Proキーを購入することでプロフェッショナルバージョンの機能を利用することができる。Proが対応する機能は、ムービーファイルの編集、保存、フォーマット変換、フルスクリーンの再生、ストリーミング用の圧縮保存など。Proキーの料金は4200円または29.99ドル。『QuickTime 3 Pro』のProキーをそのまま利用することも可能。

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