松下電器産業(株)は28日、東京・港区で記者発表会を開き、DVDオーディオ規格に準拠した、DVDオーディオ/ビデオコンパチブルプレーヤー2機種を発表した。Panasonicブランドで発売される『DVD-A7』は12万円で11月10日発売、Technicsブランドで発売される上位機種『DVD-A10』は15万円で12月1日に発売される。
『DVD-A10』 |
DVDオーディオは、DVDメディアを使ったオーディオ専用の新しい規格で、CDの約7倍のデータ容量を持つ。サンプリング周波数は最大192KHzで、量子化ビット数は最大24ビット。これにより、音楽CDと比較して1000倍以上の分解能を持つという。
DVDメディアの規格ではこれまで、DVDビデオ、DVD-ROM、DVD-RAMの3種類が策定されている。今回のDVDオーディオ/ビデオコンパチブルプレーヤーは、DVDビデオとDVDオーディオの双方に対応しているのが特徴。