島村楽器(株)は27日、ノートパソコンに音楽ソフトをあらかじめ組み込んだ『“Melody”
Windows Note Notation Style』と『“Harmony” Windows Note MIDI Style』の2機種を発表した。これは、コンピューターを楽器として提案する“音楽ソリューションシリーズ”の新モデルとなる。発売は8月上旬を予定している。
ベースとなるノートパソコンは2機種とも共通で、(株)ジェントリーのオールインワンノートパソコン『ZERO』が採用されている。主なスペックは、CPUにCeleron-400MHzを搭載し、メモリーは64MB(最大256MB)、HDDはUltra
ATA対応の4.3GBモデルを内蔵する。ディスプレーは11.3インチのTFTカラー液晶(1024×768ドット、1677万色)で、TV接続用のS端子を装備している。OSはWindows
98。サイズは幅316×奥行き256×高さ38.5mm、重量は約3kgとなっている。
『“Melody” Windows Note Notation Style』
“Melody” Windows Note Notation Styleの仕様イメージ |
“Melody” Windows Note Notation Styleは、譜面をテーマとしたモデル。同モデルには、(株)カメオインタラクティブの譜面作成ソフト『Finale』、(株)音楽之友社の『音でわかる楽典』、ローランド(株)のソフトウェアシンセサイザー『VSC-88H2』がインストールされている。価格は未定だが、予想価格は28万円前後。
『“Harmony” Windows Note MIDI Style』
“Harmony”Windows Note MIDI Styleの仕様イメージ |
“Harmony” Windows Note MIDI Styleは、MIDIをテーマとしたモデルで、MIDI機器と組み合わせてDTMを実践することが目的。同モデルには、、(株)カメオインタラクティブの入門者向け統合音楽ソフト『EZ
Vision 3.0 J for Windows』、(株)音楽之友社の『音でわかる楽典』、ローランド(株)のソフトウェアシンセサイザー『VSC-88H2』がインストールされている。また、(株)カメオインタラクティブのUSB対応MIDIインターフェース『MIDIport32』が同梱される。価格は未定だが、予想価格は26万円前後。