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IDTがサイプレス、マイクロンと共同で、新しいSRAMアーキテクチャーを発表

1999年07月28日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米IDT社は26日(現地時間)、米サイプレスセミコンダクタ社および米マイクロンテクノロジー社と共同で、次世代のネットワーク製品に向けた、高速動作の可能な新しいSRAMアーキテクチャー“Quad Data Rate(QDR) SRAM”を開発、仕様を決定したと発表した。このQDR SRAMは、200MHz以上の周波数で動作する、広帯域のネットワークスイッチやルーターをターゲットとする。

3社では、顧客に対してQDR SRAMが複数の供給源を保証できるよう、緊密な連携を保ちながらピン互換製品とファンクション互換製品の開発を目指すとしている。QDR SRAMはDDR(Double Data Rate)で独立して動作する2個のポートを備え、1クロックサイクルに4個のデータを処理できるという。各社とも来年中の製品出荷を予定している。

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