コダック(株)は、米イーストマン・コダック社が現地時間の26日付けで発表した300万画素の一眼レフデジタルカメラ『コダック プロフェッショナル DSC
330 デジタルカメラ』を発表した。
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同製品は、300万画素のフルフレームCCDを搭載し、ニコンのAPS一眼レフカメラ『プロネア600i』をベースにした業務用デジタルカメラ。新開発のCCDとしてポリシリコンの代わりにITO(Indium
Tin Oxide)を採用し、青色の感度を約2.5倍に向上させたことで、人間の視感覚により近い再現性を実現しているという。
ISO感度は125~400相当で、データはRGB各10bit、毎秒1コマの連写が可能。偽色やモアレの発生を軽減するアンチエイリアス フィルターを内蔵する。測光方式は、スポット測光、中央部重点測光、多分割測光の3モード。カメラ背面に装備された液晶カラーモニターにより、撮影画像やヒストグラムの表示が可能。交換レンズとしてニコンのFマウントのレンズを利用できる。
また、ソフトウェア開発者向けにアプリケーションプログラムインターフェース(API)を用意しており、同カメラから画像を直接取り込むためのアプリケーションのカスタマイズが可能。米国では8月発売予定だが、日本での発売時期、発売価格は未定。