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マイクロソフト、生活全般に拡大する次世代のデジタル化“PC-Plus”を提言

1999年07月26日 00時00分更新

文● 岩沢徳子

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米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長兼CEOは22日(現地時間)、投資家や報道陣など250人以上が集まったアナリスト向けの定例会議の席において、将来的なライフスタイル全般に影響するデジタル化への展望を明らかにした。

ゲイツ氏は、今後はワイヤレスネットワークや高性能デバイスが、オフィスのみならず家庭におけるライフスタイルそのものを支えていくだろうと語った。そして、それらのデジタル化が達成される時期を“PC-Plus世代”と名づけた。

またゲイツ氏は、PC-Plus世代を実現する技術として、家庭内のどこにいても音楽やビデオを楽しむことができる高速度なワイヤレスネットワーク、MP3の2倍のスピードでダウンロードが可能なWindows Media Audioプレーヤー、パーソナライズ可能なWeb-TVネットワーク、音声対応によるオンラインゲームなどを示した。

なお、マイクロソフトは、すべての家庭でこれらのデジタル製品が利用できるようにするため、'99年に37億ドル(約4440億円)を研究開発に投資する予定。

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