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“'99年9月9日問題は根拠なし”、日本電子工業振興協会が調査結果を発表

1999年07月21日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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(社)日本電子工業振興協会(JEIDA)は21日、'99年9月9日が、コンピューターにとっての“クリティカルデイト”(*)であるという懸念について、技術的根拠は見出せないとする調査結果を発表した。同協会が設置している“西暦2000年問題対応委員会”が調査した結果によると、多くのプログラムでは'99年9月9日を“99/09/09”というコーディングで管理している。このため、この日付がプログラムの誤動作を招く特別データと判断されることはない、という結論に達したという。JEIDAでは、この説が流布した要因として、「'99年9月9日は9だけが並ぶ日なので、このような俗説が唱えられたものと思われる」としている。

注)クリテティカルデイト:'99年9月9日のように、特定の数字が並ぶ日付において、コンピューターのプログラムが正常に作動せず、誤動作を起こす可能性が指摘されている日。

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