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米IDT、'99年度第1四半期の業績は好調――x86互換プロセッサー事業からは撤退

1999年07月21日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米IDT社は、'99年度第1四半期(4~6月期)の業績を発表した。第1四半期の売上は1億5400万ドル(約185億円)、純利益は850万ドル(約10億円)で、売り上げについては前年第4四半期および前年同期とほぼ同じであるが、利益については前年同期の5090万ドル(約61億円)の赤字や、前年第4四半期の140万ドル(約1億7000万円)に比べ大幅な増加となっている。これは、米Quality Semiconductor社(QSI)の吸収合併を完了し、QSIの第1四半期分の業績が組み込まれたことにもよるという。IDTはまた、x86互換プロセッサー市場から撤退し、『WinChip』マイクロプロセッサー技術の所有権に加え、同社の100%出資子会社である米Centaur Design社の特定の資産を、9月末までにライセンス供与または売却する予定という。

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