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SRA、大前研一総監修のビジネス番組をイントラネットで配信するシステムを提供

1999年07月21日 00時00分更新

文● 編集部 井上猛雄

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システムインテグレーターの(株)SRAは、19日、衛星放送でビジネス専門番組を提供している(株)ビジネスブレークスルー(BBT)と業務提携し、BBTの番組を企業内イントラネットで配信するためのシステム提供を開始すると発表した。

これは、BBTが放送するビジネス番組を衛星放送TVチューナーで受信、企業内のビデオサーバーに記録して、クライアント側のパソコンへ配信するもの。番組管理サーバーで配信を管理する。

コンテンツ配信のイントラネット構成
コンテンツ配信のイントラネット構成



システム構築ツールには、番組管理ソフト、配信サーバーソフト、受信クライアントで構成するマルチキャストTV放送ソフト『IP/TV2.0』を使用。既存のLANやWANを介して、クライアント数にかかわらずMPEG動画データを配信できる。いつでも見たいときに番組を見られるVDO(ビデオオンデマンド)による配信も可能。

IP/TVサーバー側でマルチキャスト配信
IP/TVサーバー側でマルチキャスト配信



クライアント側のビューアー
クライアント側のビューアー



コンテンツは、BBTの代表取締役、大前研一氏総監修による、スカイパーフェクTVのビジネス専門番組。マネジメント、財務、マーケティング、ITなどの基礎講座や、業界の著名人、世界中の経営者を招いたライブ番組、MBAプログラム習得講座などをそろえている。ファクシミリや電子メールで放映内容に関する質問ができるという双方向性が売り物。問題提起できる力を持つビジネスマンの養成を旗印にする。

システム構成のモデル価格(100クライアントの場合の1例)は、サーバーソフト、コンテンツマネージャー、ビューアー、番組視聴分析ソフト、MPEG1ボードなどを含み約400万円。番組を受けるには、1人あたり約1万円のコンテンツ料金が別途必要。

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