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ソーテック、“トランスルーセント”なディスプレー一体型パソコン『e-one』を発表

1999年07月19日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之



(株)ソーテックは19日、トランスルーセントな青と白のツートンカラー筐体のディスプレー一体型パソコン『e-one』を発表した。内蔵のモデムを電話線につなぐだけでインターネットが利用できるというオールインワン設計。価格は12万8000円で、出荷開始は20日。ソーテックダイレクトなどを通じて販売される。



都内のホテルで行なわれた発表会には、ソーテックのパートナーである、韓国のKDS(Korea Data Systems Products)社、同じくTriGem(TriGem Computer Products)社、(株)キョウデンの各トップが姿を見せた。



まず挨拶にたった、ソーテック代表取締役社長の大辺創一氏は、パートナー各社との関係について「ソーテックが開発、キョウデンが試作、KDSとTriGemが製造するという“クワトロアライアンス”」であると述べた。昨年夏からこのアライアンスの元で、アメリカで(KDSとTriGemの合弁会社である)e-machines社、日本ではソーテックが販売を行なっているといい、今回のe-oneを機に、近いうちにヨーロッパおよび(日本以外の)アジア市場での事業展開を計画中であることを明らかにした。このアライアンスの目的は、「各社が得意分野に特化し、開発期間の短縮化、開発償却費の低減、各国/地域別の販売体制、世界規模でのボリューム効果」を持たせることという。アライアンス全体として年内に400万台、来年には1000万台という見通しを述べ、“ソーテックから全世界へワクワクするコンピューターを”と挨拶を締めくくった。



続いてTriGem会長のY.T.リー(Y.T.Lee)氏が壇上に上がり、昨年発売したe-machinesについて、「発売2ヵ月でリテールマーケットシェア第6位、半年後の現在第3位のシェアを獲得した」と述べ、「e-oneはアメリカでも同時発売」することや「AOLと提携して、freePCを提供するプランを進行中」であることも明らかにした。



また、KDS代表取締役副会長ジャン・コー(Jung Koh)氏は、e-oneが「非常に好評に迎えられており、現在の受注はすでに月間5万台に達し、年末までには月間10万台になる見込み」であると、述べた。



アライアンス各社のなかで最後に挨拶した(株)キョウデン代表取締役会長橋本浩氏は、同社の役割について「メーカーが設計した製品を試作する際に、通常は部品ごとに複数のメーカーにばらばらに発注して試作するが、キョウデンでは1社ですべて行なえる。その結果、従来かなりかかる開発期間を短期間で済ませることができる」「現在日本国内で3000数百社のお手伝いをさせてもらっている」と述べ、現在のような開発スピードが要求される状況での自社の強みをアピールした。

e-oneは、CPUにIntel Celeron-433MHz、メモリー64MB、HDD8.4GBを搭載。15インチのフラットスクエアCRTディスプレー一体型のパソコン。インターネット使用に考慮して、56Kbps(V.90対応)モデムを内蔵。キーボードにはワンタッチでメールの送受信やウェブブラウジングが可能な専用ボタンを装備。価格は12万8000円。アプリケーションも、ジャストシステムのジャストホームをはじめ、14種類をバンドルしている。「ソーテックの998PCはいいけど、ソフトが何もないといわれているので、今回はそういわれないようにした」(大辺社長)。

サポートについては、1年間の無償保証(コール&ピックアップサービス:引き取り修理)、2、3年めの延長保証として、1年目と同じ内容を9800円で提供。eメールによるオンライン・テクニカルサポートのほか、つながらないとクレームがきているフリーダイヤル・テクニカルサポート(1年無償)についても、明後日から増員して、週7日サポートとするという。このほか、“スマート・スタートアップ”という、インターネット接続などのセットアップを有償で行なう出張サービスを関東から開始し、全国に展開する予定。

販売についてはダイレクト販売ほか、主力販売店での店頭販売、流通・ディーラー経由の法人販売。

全国で放映予定のe-oneのCF
全国で放映予定のe-oneのCF



e-oneのプロモーションについては全国91局で新CFを今週末から8月末まで放映。CFソングには、若い層へのアピールを狙って、人気グループ“ラルク・アン・シエル”を起用した。



また、最後にはインテル(株)代表取締役社長の傳田信行氏とマイクロソフトの代表取締役社長成毛真氏も登壇し、「e-oneは日本と韓国のグローバルアライアンスとして、評価している。個人的にはりんごマークの人たちがここに来るんじゃないかと期待している」「ソーテックがもっと羽ばたくためには、来年は7桁の数のビジネスになるだろうから、社内のインフラをしっかりしてほしい。ソーテックのブランドがただ安いパソコンのブランドにはなってほしくない。この2つを守って、日本から世界にはばたく会社になってもらいたい。」(傳田社長)などと大辺社長へのエールを述べた。

記者との質疑応答では、iMacとのデザインの類似性についての質問が出たが、「iMacを全然意識しなかったということはないが、デザインそのものはまったくオリジナルで、各所に独自の工夫がある」「カラーのバリエーションについては予定していないが、(今後の製品として)スケルトンではないバージョンや、Pentium III搭載機などもっとパフォーマンスの高い製品も提供していきたい」「意匠や特許関係などについては、すべて確認済みで問題ない」(大辺社長)と答えた。

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