ケーブルモデムメーカーとして知られる米Terayon Commnication Systemsは13日(現地時間)、同社の'99年度第2四半期('99年4月~6月期)における決算を発表した。これによると、売上は1910万ドル(約23億円)で、前年同期比で176%増と大幅増となった。純利益は350万ドル(約4億2000万円)の損失で、前年同期の560万ドル(約6億7000万円)から減少を見せている。
またTerayonは同日、デジタルビデオ関連製品のメーカーである米Imediaの買収を発表した。この買収により、ケーブルテレビ業者向けにビデオ配信システムとインターネットアクセスを統合した製品の提供が可能になるという。買収額は約1億ドル(約120億円)で、第3四半期に買収を完了する予定。
なおTerayonの製品は東急ケーブルテレビやJ-COMなど、日本国内の主要なケーブルテレビ業者やインターネット接続業者で使用されている。