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ネットワークアソシエイツ、“Back Orifice 2000”への対応を発表

1999年07月14日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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ネットワークアソシエイツ(株)は、同社のウイルス対策ソフト『NetShield』および、『VirusScan』が、米国のハッカー集団“The Cult of the Dead Cow(cDc)”が無償配布しているWindowsネットワーク遠隔操作/管理ツール(シマンテックでは“トロイの木馬型のウイルス”と呼んでいる)“Orifice2K.SRV”(別名:Back Orific 2000、Bo2K)に対応したと発表した。検知・駆除には、ウイルス対策ソフトの情報更新ファイルを同社ウェブサイトからダウンロードして利用する。

このソフトは“Bo2KUS.ZIP”という名称の圧縮ファイルで配布される。圧縮ファイルの中には、環境設定ツールや、クライアント・サーバーソフトウェアが同梱されており、感染するとインターネット接続時にハッカーによりマシンの制御が奪われる仕組みになっている。また、OSごとに異なるアルゴリズムをもつウイルス本体のステルス機能などを搭載しており、プロセスを監視しても感染していることを検知できないのが特徴。

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