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エプソン販売、DOS/Vオフィスシリーズに新機種を追加――9万9800円のモデルも登場

1999年07月12日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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エプソン販売(株)は12日、同社が販売している企業向けデスクトップパソコン『DOS/Vオフィス』シリーズに、『Type-SS』、『Type-VJ』の2機種を追加した。また、従来の液晶ディスプレー一体型パソコンに、Pentium III-550MHzとCeleron-466MHzを搭載したモデルを追加した。いずれもBTOによる受注生産方式で、7月下旬から順次出荷を開始する。

構成によっては9万9800円のモデルも可能な『Type-SS』

Type-SSは、DOS/Vオフィスシリーズの中でも、最もコストパフォーマンスを意識した機種となっている。



筐体は幅285×奥行き353×高さ88mm、重量約5.5kgという省スペースタイプを採用し、CPUはCeleron-400/433/466MHzの3タイプを提供する。チップセットにはIntel810チップセットを採用し、メモリーは標準で64MB、最大で256MBのSDRAM(PC100対応)を搭載できる。HDDは4.3GB(Ultra ATA/66対応)、最大24倍速CD-ROMドライブを装備する。プレインストールOSはWindows 98/95NT4.0(SP5)のいずれかを選択可能。価格は、Celeron-400MHz、メモリー64MB、HDD4.3GB、24倍速CD-ROMドライブという構成にWindows 98プレインストールのモデルで9万9800円となる。

新デザイン筐体を採用した『Type-VJ』

この機種は、デスクトップ筐体を採用した現行機種Type-FRにリプレースされる後継機種と位置付けられる。筐体はデスクトップタイプで、幅420×奥行き403×高さ161mm、重量は約11kg、縦置き、横置きの両方に対応する。



こちらもCPUはCeleron-400/433/466MHzの3タイプで、チップセットはIntel810チップセットを採用している。メモリーは標準で64MB、最大で256MBのSDRAM(PC100対応)を搭載可能で、HDDは6.4GB(Ultra ATA/66対応)を装備する。CD-ROMドライブは最大32倍速のものを提供する。プレインストールOSはType-SS同様、Windows 98/95NT4.0(SP5)のいずれかを選択可能となっている。

Type-SS、Type-VJのいずれも、CD-ROMドライブをDVD-ROMドライブに変更したり、Office 2000をプレインストールしたりといった仕様変更が可能となっている。

『PanelopPC』シリーズに、Pentium III-550MHzモデルを追加

液晶ディスプレー一体型パソコン『PanelTopPC』シリーズには、Pentium III-550MHzとCeleron-466MHzを搭載したモデルを追加した。価格は、Pentium III-550MHzモデルの場合、メモリー64MB(SDRAM)、HDD 4.3GB(Ultra ATA/66対応)、最大24倍速CD-ROMドライブを搭載し、15インチTFT液晶ディスプレーを装備するモデルで35万9800円となる。このシリーズも、BTO方式を採用しており、DVD-ROMドライブやOffice 2000を選択することも可能となっている。

9月末までキャンペーンモデルを販売

同社では、今回発表したType-SSシリーズとPanelTopPCシリーズに、仕様を強化して価格を抑えた“キャンペーンモデル”を設定、9月末までの期間限定で販売する。

たとえば、Type-SSの場合、Celeron-400MHz、Intel810チップセット、メモリー64MB(SDRAM)、HDD 6.4GB(Ultra ATA/66対応)、最大24倍速CD-ROMドライブ搭載という構成に、Windows 98をプレインストールしたモデルを設定。これに15インチTFT液晶カラーディスプレーをセットにしたモデルで21万9800円となる。

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