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シャープ、PersonalJava対応の『液晶マルチメディアホン』を発表

1999年07月07日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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シャープ(株)は、PersonalJavaに対応した“液晶マルチメディアホン“『NC-SB20』を発表した。価格はオープンプライスで推定小売価格は15万円前後。今月30日に発売を予定している。

液晶マルチメディアホンは、FAXつき電話にインターネット端末などの機能を付加したもの。アナログ回線とISDNに加え、LAN(10BASE-T)にも対応する。IrDAを利用してパソコンと赤外線通信を行なうことも可能。ほかに、RS-232Cポートを2つ、PCカードスロットを2つ標準で装備する。

ディスプレーは、7.7インチDSTNカラー液晶(640×480ドット、256色表示)を搭載。タッチパネルを採用しており、ウェブブラウザーや電子メール機能などを、画面タッチで操作できる。手書き入力にも対応する。ウェブブラウザーは独自開発のもので、HTML3.2やSSL3.0に対応しているので、電子商取引にも利用できる。

“PersonalJava”はJava(Full Java)のサブセットで、セットトップボックスなどのデジタル家電製品を対象としたもの。正式なデリバリーは今年の10月以降を予定している。液晶マルチメディアホンは、このPersonalJavaに対応し、パソコン上で開発した業務ソフトを利用できるのが特徴。ソフトはPCカードスロットやネットワークを通して、液晶マルチメディアホン本体に組み込むことができる。ユーザーが利用できるメモリーは約2.3MB。CPUは32bitのRISCを搭載している。

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