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富士通、デジタル民生機器/通信機器用途の組み込み用プロセッサーファミリーを開発

1999年07月07日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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富士通(株)は、デジタル民生機器や通信機器用途の組み込み用プロセッサーファミリー『FR-V(エフアール ヴイ)』を開発し、'99年末からサンプル出荷を開始すると発表した。
FR-Vは、画像/音声処理に特化した『FR500』と、超低消費電力の『FR300』の2シリーズが用意されている。FR500は、VLIW(Very long instruction word)方式を採用し、4命令同時実行により処理性能が毎秒4300Mops/1000MFlopsを実現するという。FR300は、動作に応じて消費電流を制御可能。従来製品と比較し、消費電力を10分の1にすることを目標としている。
FR500が12月末に、FR300が2000年第4四半期にそれぞれサンプル出荷を開始する。価格はシステムLSI構成に応じて個別見積もりとなる。日本国内のほか、欧米やアジア地域にも販売するという。

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