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TIなど4社が不正コピー防止機能搭載のDSPによる音楽配信ソリューションを発表

1999年07月02日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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日本テキサス・インスツルメンツ(株)の発表によると、米テキサス・インスツルメンツ社(TI)と米Liquid Audio社、独Fraunhofer社、米サンディスク社の4社は28日(現地時間)、不正コピー防止機能を搭載した音楽配信システムを共同で提供すると発表した。

今回発表されたソリューションは、DSP(Digital Signal Processor)をベースとし、インターネット音楽配信に関する仕様を決める団体“Secure Digital Music Initiative”(SDMI)が策定したガイドラインに準拠したもの。このソリューションにおいて、米TIは低電力DSPおよびデコーダーソフトのライブラリーを、米Liquid Audioは不正コピー防止機能を組み込んだポータブルプレーヤープラットフォームを、独Fraunhoferはオーディオ圧縮フォーマットを、米サンディスクは、ポータブルプレーヤーで使用するフラッシュメモリーカードをそれぞれ開発、生産する。

これら4社の役割によって、メーカー各社は今年末のクリスマス商戦に向け、音楽データをダウンロードして利用するプレーヤーを開発できるようになるという。

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