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'98年の携帯情報端末出荷台数は、シャープがシェア42%――IDC Japan調べ

1999年06月28日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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インターナショナルデーターコーポレイションジャパン(株)(IDC Japan)は、'98年の国内市場における携帯情報端末の出荷実績に関する調査結果について発表した。それによると、国内市場における携帯情報端末の出荷台数は、前年比24.3%増となる142万台。出荷台数の約87%が、シャープ、カシオ、NEC、NTT DoCoMo、日立の製品で占められるという。シャープがシェア42%でトップ。以下、カシオ18.5%、NEC12%、NTT DoCoMo7.2%、日立6.9%と続く。なお、シャープのみが主要製品に独自OSを使用しており、その他のベンダーはすべてWindows CEベースの製品を供給している。

同社では、今後数年、携帯情報端末へのコンシューマー需要が高まり、2003年には出荷台数が1000万台に迫ると見ている。電子メールの普及とウェブコンテンツの増加が、携帯情報端末の普及に拍車をかけているとした上で、携帯情報端末のベンダー企業は今後、他社と差別化するためのモバイルソリューションが必須になるという。

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