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オリンパス、214万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA C-21』

1999年06月28日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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オリンパス光学工業(株)は、総画素数214万画素(有効画素206万画素)の2分の1インチCCDを搭載し、アルミニウム合金の外装を採用した、単焦点のコンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA C-21』を発表した。価格は8万9000円で、8月上旬発売予定.

『CAMEDIA C-21』
『CAMEDIA C-21』



CAMEDIA C-21は、214万画素CCD搭載ながら、幅106.5×奥行き35.5×高さ62.3mm、重さ190gと小型軽量で、直線を基調にしたデザインのボディーは、35mmフィルムを使うコンパクトカメラに近い印象。レンズにはF値2.4という明るいガラスレンズを採用している。上下開閉式のレンズバリアを採用しており、レンズバリアを開けると電源が入る。電源投入後約2秒で撮影が可能。十字キーを搭載しており、機能呼び出しなどの操作性が向上している。

撮影機能としては、撮影画面の中央と周辺を別々に測光し、最適な露出を決定するという“デジタルESP測光方式”を採用し、逆光や被写体と背景の輝度差が大きい場合でも自然な画像が撮れるという。また、ISO感度(約100/200/400)、ホワイトバランス、露出補正、フォーカスなどはマニュアルでの操作も行なえる。また、毎秒約1.5コマで、およそ45枚以上の連写が可能(640×480ドット、液晶モニターオフ)となっている。バッテリーにはリチウム充電池を採用し、液晶モニターのバックライトに白色LEDを使用することで、バッテリー駆動時間が伸びたという。

オプションとして、『リチウム電池パック』(1100円)、『ニッケル水素電池充電器セット』(6500円)、『ACアダプタ』(4500円)、『USB対応スマートメディアリーダライタ』(1万1000円)などが用意されている。ニッケル水素電池充電器セットは発売中で、それ以外のオプションについては8月上旬発売予定。

CAMEDIA C-21の主な仕様を表に示す。

画像記録方式 JPEG/非圧縮TIFF
記録画素数 1600×1200/1024×768/640×480ピクセル
記録メディア 3.3Vスマートメディア(2~32MB)
記録コマ数(同梱の8MBスマートメディア使用時) 1枚(1600×1200、非圧縮)、約7枚(1600×1200、圧縮)、約38枚(1024×768)、約122枚(640×780)
CCD 2分の1インチ214万画素CCD(有効画素206万)
ホワイトバランス オート/マニュアル(昼光、曇天、白熱灯、蛍光灯)
レンズ F.24、7mm(35mmフィルム換算で38mm)
デジタルズーム 1.6倍、2倍、2.5倍
撮影範囲 0.6m~無限大、0.15~0.6m(マクロモード)
ファインダー 光学実像式ファインダー
液晶モニター 11万4000画素1.8インチTFTカラー液晶(低温ポリシリコン)
ファンクションカード機能 (機能付きスマートメディア使用時)パノラマ合成、テンプレート合成、カレンダー合成、手書きタイトル合成
電源 リチウム電池パック(CR-V3)または単3ニッケル水素充電池(単3アルカリ電池、単3マンガン電池、単3リチウム電池は使用不可)
サイズ 幅106.5×奥行き35.5×高さ62.3mm
重さ 190g(電池、スマートメディア含まず

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