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東海理化販売、メモリー搭載の多機能56K対応FAXモデムを販売

1999年06月18日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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東海理化販売(株)は15日、メモリーを搭載するモデム『WaveCom 56K External Modem Pro(CW56K-EXT)』日本語版の販売を開始した。これは米Paradise Innovation社の開発した製品。日本語版では、同梱のソフトウェア、説明書、および本体内蔵の音声ガイドを日本語化している。

WaveCom 56K External Modem Pro
WaveCom 56K External Modem Pro



同製品は、V.90/K56flexに対応する56Kbpsのファクスモデム。2MBのメモリーを搭載しており、パソコンの電源が入っていない状態でもファクスや音声の受信が可能となっている。データ蓄積可能容量は、A4サイズのファクスの場合で24~26枚。モデムが自動的に受け取ったファクスは同梱の専用ファクス送受信ソフトを使用してパソコンから参照できる。

本体全面には通信状態と自動受信の通知
を示すLEDを搭載し、上面には、録音された音声データの再生ボタン、スキップボタンなどを装備する。

本体上面のボタン
本体上面のボタン



留守番電話としての機能のほか、内蔵のマイクとスピーカーを使い通話できる“ハンズフリー通話機能”や、ファクス受信を設定電話番号に通知する“コールアラート機能”を搭載する。また、同製品は保証期間を限定しない“永久保証”に対応している。

インターフェースはシリアルポート(モデム本体側はD-Sub25ピン、パソコン側D-Sub9ピンとの接続ケーブルを同梱)を搭載し、外部入力端子にスピーカー端子とマイク端子を各1個搭載する。対応OSはWindows 95/98/NT 4.0。価格はオープンプライス(推定1万6800円)。

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