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インテル、Pentium IIIユーザー向けインターネットサービス“WebOutfitter”の日本語版提供を開始

1999年06月14日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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インテル(株)は、インテルPentium IIIプロセッサー搭載パソコンのユーザーが利用可能なインターネットサービス“インテル WebOutfitter サービス”の日本語版の提供を開始したと発表した。すでに3月から提供されている英語版のコンテンツやサービスのほかに、日本語版オリジナルのコンテンツとして、小室哲哉氏と共同で開発した音楽系サービス“P3TK”も提供される。

インテル(株)の傳田信行代表取締役社長
インテル(株)の傳田信行代表取締役社長



記者発表で傳田社長は、「現在、インターネットにアクセスする、ということが、パソコン購入の大きな動機の1つとなっている。しかし、リッチなインターネット体験は誰もが簡単に楽しめるというものではない」「最先端のサービスやコンテンツを楽しむためには、Pentium IIIが最適」「近い将来、すべてのパソコンユーザーが楽しめるであろう、“先進的”で“便利”で“楽しい”サービスやコンテンツを、今楽しめるというのが“インテル WebOutfitter サービス”」であると述べた。

ビデオレターで登場した小室哲哉氏
ビデオレターで登場した小室哲哉氏



WebOutfitterでは、およそ2ヵ月ごとに提供されるテーマが変わるが、6月からのテーマは“音楽”で、英語版では最新ヒット曲などを聞くことができる“Launch Live”、クラシックやジャズファンのためのコンテンツ“GMN.com”などが提供されている。今回、日本語版の開始にあたり、小室哲哉氏と開発した音楽コンテンツ“P3TK”では、小室氏がプロデュースした曲の中から50曲の1コーラス分を聞くことができるサービスや、640×480ドットと大画面で最新のビデオクリップをダウンロードしてみることができるサービスなどが提供される。余談になるが、発表会で披露された小室哲哉氏のビデオレターによると“P3TK”の“P3”とは、“Pops”“Power”“Passion”であるという。

なお、WebOutfitterは、Pentium III搭載のパソコンでなくては利用することができないが、Pentium IIIかどうかのチェックには以前のプロセッサーから搭載しているCPU IDを利用しており、個々のプロセッサーを識別するプロセッサーシリアルナンバーについては、まったく利用していないという。日本語版オリジナルのコンテンツについては、今後もWebOutfitterのテーマにあわせて順次提供される予定。今年の第3四半期の終わりにはノート用Pentium IIIプロセッサーが提供予定であること、1年後には市場で販売されるパソコンの8割がPentium III搭載機になるという見通しも明らかにされた。

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