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ケーブルトロン・システムズ、24時間体制のサポートセンターを開設

1999年06月10日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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ケーブルトロン・システムズ(株)は、アジア太平洋地域において同社製品のサポートとサービスを提供する拠点となるサービスセンター、“GTAC APAC(Global Technical Assistance Center Asia Paciffic=ジータック エーパック)”の開設を発表した。

ケーブルトロン・システムズ(株)は米ケーブルトロン・システムズ社の日本支社で、ネットワーク管理ソフトやリモートアクセス製品の販売を行なっている。

オーストラリアのシドニーに開設される同センターは、アジア太平洋地域内のビジネスパートナーとユーザーに対し、24時間体制でフリーダイヤルによる電話、FAX、電子メールによるサービスおよび、テクニカルサポートを提供する。なお、日本語によるサポートは日本時間で午前9時から午後6時までに限られ、それ以外の時間は英語での対応だけを行なう。

センターには日本人スタッフが常駐し、日本語による対応を行なっている。また、英語や中国語(北京語、広東語)、韓国語での対応も実施している。同社ではこのセンターを通じて、同社製品の品質管理と顧客サービスの向上を目指すという。

同センターの設立について、中井錬治代表取締役社長は次のようにコメントした。

中井錬治氏
中井錬治氏



「我々はモジュラータイプのレイヤー3スイッチ市場において、米国で30パーセントのシェアを持ち、高い評価を受けている。だが、日本ではいまいち評価が低い。それは、我々のサポート体制に原因があるのではないかと考え、その壁を破りたいと対策に取り組んできた。今回のGTAC APACの開設により、ユーザーへの本格的なサポートを提供できると思う」

また、米ケーブルトロン・システムズ社、アジア太平洋地域サービスオペレーションディレクターのStuart Windsor-Murray(スチュアート・W・マーレイ)氏は次のように述べた。

スチュアート・W・マーレイ氏
スチュアート・W・マーレイ氏



マーレイ氏「このセンターは、日本のユーザーにサポートを提供したいという願いから設立された。センターは、オーストラリアのシドニーに存在するが、日本の顧客からのニーズにこたえられるように、日本語OSをインストールしたパソコンを用意した。また、米国本社でトレーニングを受けた日本人スタッフが常に待機している。GTACのエンジニアはプリセールス、ポストセールス、西暦2000年問題、技術関連問題全般の問題に答えることができる。顧客がどんな問題を抱えていても、満足いく解答を提供できると思う」

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