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【日刊京都経済 特約】「電脳世界にお店を持とう」『心斎橋みや竹』宮武氏が執筆府中小企業総合センターが冊子発行

1999年06月10日 00時00分更新

文● 日刊京都経済

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京都府の付属組織である京都府中小企業総合センター(京都市下京区中堂寺南町、今井賢一所長)は、中小企業を対象にした経営マニュアル冊子『電脳世界にお店を持とう――ネット販売のABCと実例』を発行する。

筆者は傘専門のインターネット通販「kasaya.com」を成功させている『心斎橋みや竹』(本社・大阪市西成区天神ノ森)社長の宮武和広氏。同社は1896年に舶来雑貨店として創業した老舗販売店だが、創業100年目の1996年に心斎橋筋の実店舗を廃止してネット販売専業に転換した。現在の月商は平均300万円で、従業員2人とアルバイト1人で全国に傘を販売している。扱い商品はブランド品を中心に、1本20万円の高級品から同3000円台まである。



冊子では宮武社長の経験談を中心に、「立地条件に頼った商売からの脱却」を強く主張している。主な内容は、「ネット販売と実店舗との違い」、「パソコンやインターネットの簡単な使い方」、「ネット店主の心構え」、「メールマガジンの活用法」、「危機管理」など。具体的な事例をベースに、親しみのある口調でつづっている。



発行部数は2,000部(A5版88ページ)で、府内の商工関係団体、指導機関、中小企業などに配布する。直接同センター企画総務課(電話075-315-9506)で配布するほか、郵送(送料実費)も受け付ける。

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