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米インプライズと米マイクロソフトがライセンス契約、マイクロソフトの支払額は合計1億2500万ドル

1999年06月10日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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米インプライズ社は8日(現地時間)、米マイクロソフト社とテクノロジーライセンス契約で合意したと発表した。
今回の契約によりインプライズは、Windows 2000をサポートし、同社のWindows開発ツール群をWindows 2000 Application Specificationに対応させる。また同社は、MFC(Microsoft Foundation Classes)最新版のライセンス供与、およびWindowsプラットフォームソフトウェア開発キット最新版のライセンス供与を受ける。

一方、米マイクロソフトは、インプライズに1億ドル(約119億円)を支払うことで、インプライズが特許を所有するテクノロジーを、マイクロソフト製品で使用する権利を取得。さらに、投資としてインプライズの優先株を2500万ドル(約30億円)購入し、インプライズに支払われる金額は合計1億2500万ドル(約149億円)となる。

また、インプライズ(株)は、米サン・マイクロシステムズ社が、ネットワーク管理システム『Solstice Enterprise Manager』のCORBAサポートとして、米インプライズの分散アプリケーション開発/運用サポートツール『VisiBroker ORB』を採用したと発表した。Solstice Enterprise ManagerとVisiBrokerを統合することで、ネットワーク上で追加されたアプリケーションやデバイスの制御が可能になるという。

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