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日立マイクロソフト、Linux対応のメールサーバーソフトの最新版を発売

1999年06月03日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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(株)日立マイクロソフトウェアシステムズは、Linuxに対応したメールサーバーソフトの最新版『GraceMail Ver.1.5』を、4日に発売する。同ソフトは、クライアントのウェブブラウザーでメールの送受信が行なえ、接続クライアントの数にも制限はない。また、SSL(*)にも対応しており、複数のユーザーで1台のクライアントを共有する場合のセキュリティーも確保できるという。対応するLinuxディストリビューションは、Slackware、RedHat、TurboLinux、Plamo、Debian、Vine Linuxとなっている。このほか、UNIX系では、Soralis 2.5/2.6、SunOS4.1.3、HP-UX10.10をサポートする。クライアントは、Netscape Navigator 3.0以降もしくはInternet Explorer 4.0以降をサポートする。価格は18万9000円で、30日に出荷を開始する予定。

注1)SSL:Secure Sockets Layerの略で、セキュリティ機能が付加されたHTTPプロトコル。プライバシーや金銭などに関する情報をインターネット上で安全にやり取りするために、米ネットスケープ・コミュニケーションズ社が考案した。SSLプロトコルは2階層からなり、下位層はデータの配送、圧縮などを、上位層は認証やデジタル署名、暗号化などのネゴシエーションを行なう。

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