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アットマーク・インターハイスクールがインターネット利用の在宅学習研究会をスタート

1999年06月01日 00時00分更新

文● 編集部 中野潔

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インターネットを使い、在宅学習で、国際的な学業の資格がとれるようにしようという動きが出ている。そうした動きの1つ、“アットマーク・インターハイスクール(仮称)”が、2000年4月創立を目指して、研究会をスタートさせた。5月から数回の会合を開いてきたが、メンバーの募集を本格化させる。6月21日を締切にして、5名から10名、メンバーを増やす。

研究会開始の背景には、日本の教育制度の行き詰まり感がある。同研究会の幹事会社は、(株)アットマーク・ラーニング。同社の日野公三代表は、神奈川県・鎌倉市、横浜市を本拠にした不登校生のためのインターネット上の高校、“インターネットハイスクール「風(Kaze)」”の運営に関わってきた。この5月に、インターネットを使った在宅学習を支援する企業として、アットマーク・ラーニングを設立した。

研究会の講師となっているのも、“風”などを通じて日野氏と関わってきたメンバー。5月には、中央教育審議会委員でメディア教育開発センター所長の坂元昂氏、元国立教育研究所企画張精部長で京都造形芸術大学顧問の秦明夫氏、山口経済出版代表取締役の山口教雄氏が講演した。次回の会合は、6月9日で、中央大学総合政策学部の細野助博=教授が、講演する。

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