特別認可法人の情報処理振興事業協会(IPA)は、'98年9月のコンピューターウイルス被害の届け出状況をまとめた。これによると、'98年9月の被害届け出件数は222件で、ウイルスは21種類。今回初めて届け出のあったウイルスは、Windows 95/98の32bit実行形式ファイルに感染する“PE/Marburg”とマイクロソフト社の『Word』を介して感染する“WordMacro/PolyPoster”の2種類。件数はマクロウイルスが171件で、従来型が55件。届け出件数の多いウイルスは、マクロウイルスの“ExcelMacro/Laroux”が85件となっている。